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【ワーママ転職成功体験談⑤】転職成功!家事育児と仕事と転職活動を両立できたコツをまとめます

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およそ3か月にわたる活動期間を経て、見事ワーキングマザーの転職に成功しました。

この記事では、転職活動におけるワーママならではの悩みをどう解消したのか、私の経験をまとめてみます。

Contents

転職活動のための時間の作り方

まず、ほとんどのことはインターネットと電話で完結します。採用面談以外は、家から対応できることばかり。転職エージェントのキャリアカウンセリング面談も、会社によっては採用の一次面接もSkypeや電話でするところもあるくらいです。

書類作成や転職エージェントとのキャリアカウンセリング面談は、平日夜や土曜日などを使いました。転職エージェントというのは、言ってみれば毎日働くビジネスパーソンのキャリアアップをサポートする仕事ですから、時間のなさはよく分かっています。平日夜の電話面談なども快く調整してくれました。

しかしどうしても時間が必要なのが会社の採用面接。こちらは有給をとって対応しました。転職エージェントにお願いして、1日に2-3社まとめて面談できるようスケジュール調整をしてもらいました。

「子育て中」という引け目への対処法

やっぱり、未就学児がいますというと構える面接員が多かったです。

「熱出したらどうするのですか」「近くに見てくれる人はいますか」など子供に関する質問は多くて、この時点でもうダメかなと落ち込むこともありました。

しかし、です。面接の場数をこなしていくうちに心境の変化がありました。子供がいることは大して問題ではないように思えてきたんです。

子育てしていることで不採用になるならご縁がないということ。子育てがネックで落とされるのであれば私が働くべき会社ではないということ。

もっと言えば、私は選考される立場であると同時に会社を選べる立場でもあるっていうことなんです。「子供がいるけど、どうする?どう出る?私のような人材を受け入れますかどうしますか?」

こういう気概で面接に臨めるようになり、どこかで感じていた引け目がふわっと消えていきました。

家事育児へのしわ寄せは割り切る

転職活動中は、少なからず家庭への影響があったように思います。例えば、土曜日に面接のために家を空けたり、平日夜に部屋にこもって電話面談したり。その時間は、娘の相手を夫に任せていました。

3-4か月の転職活動期間中に何度かこういう日があったので、娘もいつもと違う私の雰囲気や表情に、不安そうな顔をしていました。どこかに行っちゃうのかとでも思っているのか、赤ちゃん返りよろしく甘えが激しくなったこともありました。不安にさせてごめん…

ただ、この時間が夫にとってはいい機会だったようです。ふだん私が一人で引き受けがちなワンオペ育児を代わりに経験したり、平日あまりない娘との遊び時間を過ごしたり。

家事への影響は主にごはん作り。この期間は1品少なくなったり丼ぶりや麺類が増えたりと影響があったかもしれません。しかし、娘は保育園でもしっかり食べているし、夫は足りなければ自分でどうにでもするので、割り切って夕食作りは

転職活動期間中はやはり家庭への負担はゼロとは言えません。我が家では、あらかじめ夫に相談し夫婦でどう乗り越えるか話し合っておいたおかげで、同じ方向を向いてお互いに補い合うことができたように思います。

とにかく自信を持つ

自分の経験と、調べたり周りの人に聞いたりして思ったこと。それは「謙虚さと同時に自信を持つ!」です。謙虚さと自信どちらが欠けてもいけません。

で、多くの場合、働くママの転職で足りないのは自信です。そしてその自信のなさは、子育てなど家のことで仕事に支障がでるのではという不安からくるものが少なくないように感じています。

この不安を解消するにはどうしたらいいか。私は、働くママの転職が「採用してくれる会社探し」ではなく「自分にあった会社探し」というスタンスである必要があると考えます。新卒採用とは違って、自分も会社員として社会を知っている上で、次に自分を受け入れられる会社を探す、見極めるというスタンスです。

新卒入社の就活はみんないっせいにヨーイドンでスタートし期限もある。でも転職は期限さえ許せばいくらでも求人は出てきます。よほどのこだわりがなければ、あなたという人材を欲しがる企業は他にもたくさんあるんです。

しかしまあ実際は何度も何社も落ちると、自分自身を否定された気になりますし落ち込みます。自分が会社を選んでいるつもりが、いつの間にか「どこでもいいから拾って下さい…」といった気分になっていたりするので要注意。

もしあなたが今すでに自信を失いそうなら、いちど転職エージェントと話してみてはいかがでしょうか。客観的にスキルたな卸しや経験評価してもらうと、また自信を取り戻せるかもしれません。

応募する求人を絞り込みすぎない

時間がないワーキングマザーだからこそ陥りがちなのが、本命級の求人ばかり選んで絞り込みすぎること。

なぜ最初から絞り込みすぎてはいけないのか。理由は2つ:

  • 面接の練習をするための場数が足りなくなるから
  • 本命が不採用だった場合の落ち込みが大きいから

時間がないからと効率を求めすぎるのはNG。そもそもあなたが本命と思う会社が本当に合っている会社かどうかは求人票だけでは判断しきれません。絞り込むのは今じゃない。受かったあとで内定をもらった会社同士で比べればいいんです。圧倒的に情報量も多いし迷う意味がある。受かるかどうかも分からない段階で迷いすぎるのは時間のムダです。

なので、少しでも興味をもったら時間が許す限り受けてみたほうがいいです。できれば、何社か練習のつもりで受けてみて、受け答えの練習やどんなことを聞かれるかを実際に体験してから、本命の企業に臨めるといいですね。

場数をこなしていくことで見る目が養われ、面接も上手になっていくと考えましょう。ご縁の間口を広げておく、と考えるのです。

最後に

ここまで5記事に渡り私の転職体験談を紹介してきました。

やりがいや環境に悩んで始めた転職活動ですが、新しい会社で新しいキャリアをスタートできた以上の収穫がありました。

1つは、自分の市場価値を意識して働くようになったこと。会社の看板がなくても個人としての価値を高められるように、自分の強みやスキルをより伸ばそうと日々勉強しています。

もう1つは、今回の転職成功経験が「いざというときは転職すればよい」という自信と安心感につながったこと。実際に一度経験しているというのは心強いです。この自信と安心感があれば、もし子供の成長や家族のライフステージに合わせて働き方や環境を変えることになっても柔軟に対応できると思うのです。

ネガティブな理由から始まった転職活動。もしかしたら普通のワーキングマザーより人一倍弱気で自分の強みも分からない、マイナススタートの転職だったかもしれません。でもだからこそ、子どもを持ちながらの転職でこんな気持ちになるのか、という不安やつらさをリアルに体感できました。そしてそれを乗り越えて転職に成功したからこそ、今は自信を持って仕事に臨めています。

これを読んでくれているあなたが今仕事や家庭との両立に悩んでいるなら、少しでも動いてみたら何かが変わるかも知れません。自分を客観視する機会として転職活動は価値あるものだったと思います。私の経験がなにかのヒントになればうれしいです。

実際のところ、働く上で制約が多いワーキングマザー。でもそれが理由で採用されないのであればそれまでの会社なんです。むしろ入社してから「こんなはずじゃ」と苦労するくらいならご縁なんてない方がいい。

これからの時代、転職する女性も採用する企業も多様性が求められます。仕事も子育ても家事もこなすママという人材を、率先して活かすことができる会社を、あなたが選べばいいのです。そういう会社こそ、あなたが入るべき会社ではないのでしょうか。

*転職成功体験談の目次*

  1. 【ワーママ転職成功体験談①】育児も仕事も両立していたフルタイムワーママの私が転職を決意したきっかけ
  2. 【ワーママ転職成功体験談②】ワーママの転職活動は転職エージェントと求人サイトをフル活用しよう
  3. 【ワーママ転職成功体験談③】正社員転職をめざして採用面談。無事内定をもらった3社の比較と私の決断
  4. 【ワーママ転職成功体験談④】いちばん苦手だった給与交渉!希望の収入を確保できるか
  5. 【ワーママ転職成功体験談⑤】転職成功!家事育児と仕事と転職活動を両立できたコツをまとめます (この記事)

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