転職を決めたB社ですが、内定時点での年収は前職の4割減とかなり低いものでした。しかし、最終的には前職に近い2割減にまで引き上げることができました。
この記事では、年収交渉の内容について書いてみます。
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B社の条件は年収がネック
B社は、異業種未経験分野へのキャリアチェンジです。仕事内容が面白く、今後のキャリアアップにつながりそうだと思えたので、ぜひやりたいと思いました。前職のスキルも評価され、実際に活かせる部分もあったのも、B社に前向きな気持ちだった理由のひとつです。
とはいえ年収はできるだけ高くしたい。募集要項のままだと前職の年収の4割減になってしまいます。それでもやる価値はあったと思いますが、せっかくなら年収を高くしてモチベーションアップにつなげたい。
そう思い年収交渉をしてみることにしました。
転職エージェントを通して年収交渉に挑戦
交渉は基本的に転職エージェントを通じて行いました。しかし年収がどのくらい欲しいかを決めるのは私です。希望年収は明確に伝える必要がありました。
B社への転職はキャリアチェンジとはいえ、今のスキルがすぐにB社の業務に役立てられる。これを心の支えに、少し強気に交渉してみようと決めました。
担当のエージェントに伝えたのは、
- 前職の給与からあまり下げたくない。キリのいいところで〇百万円以上は欲しい
- スキルを活かして業務効率化にすぐ貢献できる
の2点です。あと、他社からも内定を頂いているのでそちらと迷っているので、ぜひ良い回答を頂きたいというようなことも伝えました。
B社からの年収交渉の回答結果
そして転職エージェントを通じて交渉をお願いした3日後に届いた回答がこちら
- 試用期間後に必要業務をすべて移管完了していたら希望年収にアップ
な、なるほど~。確かに未経験での採用は会社にとってもリスク。頑張ればお互いにとってメリットとなる条件です。
私としては、多少プレッシャーは感じるものの、ほどよくモチベーションアップにもつながったと今では思っています。このほどよいプレッシャーのおかげか、無事試用期間後に希望年収までアップしましたしね!
年収交渉は自分の強みに自信を持って
お金の交渉ってあまりする機会がないので、内心ドキドキしました。
要求が過ぎると入社後にやりづらくなりそうだし、かといって自分を安売りしたくもない。この2つのせめぎ合いです。
ともすると弱気になりがちなワーキングマザーの年収交渉には、自分なりの根拠が大切。私の場合は前職の年収を基準に、ここまでは必ず欲しいというボーダーラインを引いた形です。
未経験であることを引け目に感じすぎると年収交渉なんてできません。それよりは、少しでも前職の経験やスキルをこう役立てたい、いやすぐに役立てられる、という自信を持つことが大事かなと思いました。
次の記事はいよいよラスト。私のワーキングマザー転職成功体験談をまとめます。
*転職成功体験談の目次*
- 【ワーママ転職成功体験談①】育児も仕事も両立していたフルタイムワーママの私が転職を決意したきっかけ
- 【ワーママ転職成功体験談②】ワーママの転職活動は転職エージェントと求人サイトをフル活用しよう
- 【ワーママ転職成功体験談③】正社員転職をめざして採用面談。無事内定をもらった3社の比較と私の決断
- 【ワーママ転職成功体験談④】いちばん苦手だった給与交渉!希望の収入を確保できるか (この記事)
- 【ワーママ転職成功体験談⑤】転職成功!家事育児と仕事と転職活動を両立できたコツをまとめます